知らぬ間に悪化させてるかも?視力のために気をつけたいこと

近視になる原因は遺伝や生活環境の影響がありますが、スマートフォンやパソコンなどのデジタル機器に囲まれた日常生活の中では視力も悪化しやすいものです。

・デジタル機器の影響・・・パソコンを近い位置で見る、ゲーム機を手元で持って遊ぶ、スマートフォン・本などを近くで見てしまうといった生活習慣が続くなど、大人も子どもも目が悪くなりやすい状態に置かれています。
時間をコントロールしたり間に休憩を挟むなどの工夫をしていく必要があります。

・食生活の影響・・・生活習慣はなかなか変えられないものですが、食生活も目の健康に影響しています。野菜が不足すると、体内に発生した活性酸素の影響をそのまま受けてしまい、水晶体の硬化が進行しやすくなります。また、高血糖の状態が続くと目の水晶体の屈折に変性が起こりやすく、近視になりやすいのです。

・光の影響…デジタル機器はブルーライトという光を発しています。この光の影響で、目には活性酸素が発生しやすくなり、近視につながっているのです。また、紫外線の影響も防がなくてはなりません。目の中にある水晶体は紫外線を浴びると活性酸素が発生し、水晶体の硬化につながってしまうのです。

・睡眠の影響・・・日本人は世界的に見ても睡眠が足りていないと言われています。睡眠は単なる身体や脳の休息のためだけではなく、体内の細胞が新陳代謝をする時間でもあるのです。そのため睡眠の質が保てなかったり、睡眠時間そのものが短くなってしまうと目の細胞も新陳代謝が遅れやすく、活性酸素の除去も追いつかないということになります。目の周辺の筋肉を休ませるためにも、睡眠は質量ともにしっかり確保していきたいものですね。

このように生活習慣そのものが目の見え方に影響しているのです。家族みんなで健康的でリズムの良い生活を送ることで近視の進行を遅らせることができます。